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安診ネットと電子カルテの連携を実現

筑紫南ヶ丘病院
Web電子カルテEcru

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筑紫南ヶ丘病院外観


福岡県大野城市にある「筑紫南ヶ丘病院」は、亜急性期と慢性期の患者を中心に対応している病院です。隣には介護付有料老人ホームを備え、退院後の患者もフォローしています。同院を運営する医療法人「芙蓉会」の伊達豊理事長はどんな思いで病院運営に臨まれているのでしょうか。また、導入するJBCCの電子カルテシステム「Ecru(エクリュ)」のどんな点を評価したのでしょう。 伊達理事長、臨床検査技師の藤井健診センター副センター長、医事課の藤岡主任にお話を伺いました。


安心して治療が受けられ、ゆったりと生活もできる場を

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介護付有料老人ホーム メディカルケア南ヶ丘

まずは病院様の概要をお聞かせください。

【伊達理事長】当院は、急性期を脱した亜急性期の患者さんや長期医療が必要な人を中心に対応している病院です。開院は1987年で、私は6代目の院長になります。病床としては、医療療養病棟が190床、地域包括ケア病棟が60床の計250床を有します。医療療養病棟のうち、長期療養が必要な人向けの一般型が120床、リハビリを通して在宅復帰をめざす在宅復帰機能強化型が70床です。当院のある大野城市と周辺の春日市、太宰府市、筑紫野市、那珂川町を含む「筑紫医療圏」には当院を含め療養型病院が3つありますが、亜急性期の方向けの地域包括ケア病棟を持つのは当院だけです。



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広々とした病院ロビー

理事長はどんな思いで病院運営に臨んで来られたのですか。

【伊達理事長】当院のコンセプトは、地域の患者さん、つまり自分たちの一番近くで苦しんでいる人たちを広くサポートすることです。患者さんの中にはすぐにご自宅に帰れる状態ではない人もいますから、病院が患者さんにとって安心して生活できる場でもあるよう、環境を整えてきました。1人当たりの病床面積は6.4㎡で、これは一般病院の1.5倍に相当します。機能訓練室や食堂も広々としており、ゆったりと過ごせる工夫が施されています。病院の隣に介護付有料老人ホーム「メディカルケア南ヶ丘」を備えていることも特徴の一つ。退院後も継続して当院の医師が診察することができ、緊急入院も行えます。

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理事長 兼 病院長 伊達氏

2018年2月にEcruを導入しました。どこを評価したのでしょうか。

【伊達理事長】企業4社からご提案いただいたわけですが、中でもEcruの機能を高く評価しました。入院から退院に至る長期スパンでの進捗管理が行いやすく、また、急性期病院で用いられる1日単位での管理が可能な「クリティカルパス」も導入してもらえました。慢性期と亜急性期に対応する当院のカラーにEcruがうまく合致したのです。芙蓉会が展開する遠隔健康管理システム「安診ネット」の機能をEcruに同期できたのもポイントでした。


安診ネットとはどのようなシステムなのでしょうか。

【伊達理事長】法人グループが2008年に開発し、2018年4月から市販されている介護施設向けのシステムです。介護職員が継続的に測定して集めたバイタルデータから患者さんごとの基準域を割り出し、何らかの項目が基準域から外れた場合に知らせてくれます。血圧の正常、異常を判断するのは一般的に全国平均と照らし合わせた上でなされますが、現場ではその指標が役に立たないことが往々にしてあります。高齢者は加齢に伴ってバイタルが変化しますし、既往によっても正常値が異なってくるからです。私たちは法人が運営する介護付有料老人ホームで2012年からこのシステムを運用し、患者さんに合ったテーラーメイド医療を実践してきました。

Ecru導入で業務効率化が実現「これからも密な関係を」

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(左)健診センター 副センター長 藤井氏

(右)医事課 主任 藤岡氏

Ecruの導入後、どのようなメリットを感じましたか。

【藤井副センター長】大幅な業務効率化を図れました。私が所属する検査科ではEcru導入前、紙に書かれた検査オーダーをパソコンに打ち込んでデータ化していましたが、今は手入力する必要がなくなりました。検体に貼られたラベルをバーコードリーダーで読み込むだけでシステムに反映されるので、30分かかっていた作業がわずか5分に短縮されたのです。

【藤岡主任】Ecru自体の良さになりますが、設定時の自由度が高いように思いました。うまく病院に合うシステムに調整できたように思います。

またEcruはタブが分かれているので何がどこにあるかわかりやすい。例えばお薬を出そうと思ったら「処方」を押せばいいというのは、ぱっと見たらわかるので、業務の効率化も図れていると思います。


最後に、JBCCと今後どのように関係を築いていきたいか、お考えをお聞かせください。

【伊達理事長】 Ecruをより当院に合うものにしていきたいので、引き続き調整をお願いしたいですね。また、安診ネットは、異常項目の数ごとに適切な対応方法を知らせるアラート機能や、バイタル、既往歴、症状から病態診断ができるAI(人工知能)の搭載をめざしています。改良型を電子カルテに同期する際にもJBCCの助けを借りたいと考えています。
【藤岡主任】JBCCにかなり密に関わってもらっています。私たちのふわっとした希望を汲んで具体化を図ってくれます。
【藤井副センター長】そこは私も感じるところです。今後はより、情報共有と相談できる機会を増やしていきたいですね。

【取材協力】

医療法人芙蓉会 筑紫南ヶ丘病院

TEL 092-595-0595

http://www.minamigaoka.jp/


【アクセス】

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