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電子カルテ導入から15年

東京衛生病院
電子カルテKai

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東京衛生病院外観

荻窪駅から徒歩7分と交通至便な場所にある「東京衛生病院」は、「キリストの愛に根差した医の奉仕」を理念とする教会が母体の病院です。産婦人科と緩和ケア科を標ぼうし、生命の誕生から終わりまで患者を支えることを基本方針にしているといいます。そんな特徴を持つ同院は、外来機能を担うクリニックの開設に伴って2003年に亀田医療情報研究所(現・亀田医療情報)*の電子カルテ「Kai」を導入し、2015年には「Kai V3」に更新しました。同院はKaiのどんな点を評価しているのでしょうか。現場が感じる操作感を含めて、診療情報課の今野啓治課長に伺いました。



病院とクリニックで情報を共有できるよう、電子カルテに

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院内に掲げられた理念

貴院の成り立ちについてお聞かせいただけますでしょうか。

【今野課長】当院は1929年に開設した教会を母体とする病院です。アメリカに本部を置くキリスト教・プロテスタントの教会「セブンスデー・アドベンチスト」が医療を普及させようと世界各国に病院を作っていく中で当院も誕生しました。日本では沖縄県と兵庫県にも系列院があります。理念は「キリストの愛に根差した医の奉仕」。イエス・キリストが人々に接したように、誠実で思いやりのある医療をご提供したいと考えています。標ぼう科目は内科、外科、小児科、産婦人科、整形外科、眼科、泌尿器科、歯科、緩和ケア科、リハビリテーション科で、病床数は186床。東京都から2次救急機関に指定されています。

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出産後入院の方が無料で利用できるデザートビュッフェ

産婦人科と緩和ケア科があるのは大きな特徴ですね。

【今野課長】はい。当院は生命の誕生から終わりまで患者さんを支えることをテーマにしていて、それが診療体制にも表れています。中でも、無痛分娩が24時間365日できる病院は東京でも珍しいでしょう。無痛分娩は背中から硬膜外カテーテルという細い管を入れて麻酔薬を注入することでお産の痛みを和らげるものですが、麻酔を行うためには医師が必要になります。当院では常に医師が常駐しているため、年中無休の無痛分娩ができるのです。分娩数は月に約140件、年に約1700件で、うち約85%が無痛分娩です。



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近所の絵本作家が描いた小児科の壁画

早々に紙カルテの電子化に取り組んだと聞きました。

【今野課長】電子カルテ「Kai」を導入したのは2003年です。確かに中小規模の病院の中では早かった方かもしれません。当院は2005年に「附属教会通りクリニック」を開設して産科を除く外来機能をクリニックに集約したのですが、この時に必要だったのが電子カルテです。病院からクリニックにカルテを移動させるのは手間ですし、別にカルテを保管する場所を持つにはコストがかかる。病院とクリニックでカルテ情報を共有できるようにするのがベストでした。まずは10社ほどにRFP(提案依頼書)を送ってそこから5社に絞り、最終的にはJBCCともう1社のどちらかにしようと考えました。その結果、病院が開発に携わっていて、医師が使いやすいだろうと思われるKaiにしました。

Kaiは入力形式を変更できて便利、他社のシステムも追加できる

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診療情報課 課長 今野啓治氏

Kaiのどんな点を評価されていますか?

【今野課長】まず一つは使用者が自分のテンプレートを作れることです。入力者が使いやすいよう自分の入力形式をデザインできるのはうれしいですね。それと、後から他社のシステムを追加できる点も気に入っています。V3の更新に伴って他社の健診システムや再来受付機能を追加したので大変便利になりました。操作感としては、1画面で機能が網羅されているので、クリック数が少なくて手間がかからないのは良い部分です。また、データベースが公開されているので、ある程度ITを知っている人にはうれしいかもしれません。

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今野課長も自ら手を加えたそうですね。

サーバーの災害対策にも取り組まれたとか。

【今野課長】ええ。Kaiの導入と同時に診療情報科の中にIT係を作り、以来、OJTでITの知識と技術を身につけました。電子カルテで言えば、患者さんの成長曲線を作って端末に表示させるなど、Kaiに無い機能部分を可能な範囲で補うようにしています。災害対策はサーバーの仮想化と同時に行いました。バックアップサーバーを仮想化サーバーや参照サーバーがある棟とは別の棟に移して、火災などに遭ってもデータが生きるようにしました。有事の際には外部の業者の方がすぐに対応できないこともあるでしょうから、今後もIT周りで自分たちの出来ることはやっていきたいですね。



最後に、JBCCと今後どんな関係を築いていきたいかお聞かせください。

【今野課長】 JBCCの今後の動向は注視しています。電子カルテの仕組みが変わることで診療できる人数が減ってしまうと困る患者さんが増えてしまいますし、病院としての収益にも影響が出ますから、私たちのようなKaiユーザーが安心してデータを使い続けられるようフォローしてもらいたいですね。JBCCは15年に及ぶ長い付き合いで担当者の方とも意思疎通が図りやすくなっていますから、今後も良好な関係を築いていきたいと考えています。


*亀田医療情報とJBCCは2016年に営業統合いたしました


【取材協力】

東京衛生病院

TEL 03-3392-6151

http://www.tokyoeisei.com/


【アクセス】

JR中央線・地下鉄丸ノ内線 

荻窪駅北口より徒歩7分


関東バス

東京衛生病院入口(荻窪駅行き)下車徒歩3分

荻窪駅下車徒歩7分

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